diary
札幌の利
8月に入りましたね。ようやく札幌も夏らしい暑さになったけど、アウエーの暑さに比べたら…札幌は本当に過ごしやすい! 先日行った美瑛はまさに「これぞ北海道」という最高なタイミングでした。暑いんだけどカラッとしていて、木陰に入れは涼しい… あー北海道最高^o^ それにひきかえ本州は暑さというよりも湿度が問題でジメジメすることで体感気温もだいぶ高く感じてしまうんですよね。 「コンサドーレは夏場に弱い」とよく言われますが、僕はそう思っていません。 ここ数年はボールを保持する事が出来ずにリアクションサッカーになってしまっていたために当然疲労や消耗が激しくなりクオリティが低下して更にリアクションサッカーになるというスパイラルに陥って運動量が落ち勝つ確率が低い内容になっていました。 しかし、今年は例年に比べてポゼッションする時間が長いために、無駄な消耗が軽減しています。 さらに札幌を拠点としている1番のメリットとしては「涼しさ」にあると思います。 アウエーとの温度差は確かにありますが、長くても90分歯を食いしばれば解決します。 ただ、トレーニングとなるとそうはいきません。だいたい1日のトレーニングが120分だとして試合前日まで4日間になるので480分。 今までいた本州のチームは夏場は練習するだけでかなり体力を消耗をしていまうので、練習量を落としたりして調整しなくてはなりません。そうなると1日のトレーニング時間をかけ30分短縮しなければならなくなり試合まで360分で準備しなくてはなりません。 もちろん練習量が多ければ勝てるわけではないのですが、それだけ時間がある中で準備出来る事はアドバンテージである事は間違いありません。 札幌は季節に関係なくシーズンを通してトレーニングが出来る事。そして、試合後のリカバリーも涼しさが手伝って他のチームより早く回復出来る事がメリットで決して涼しさがデメリットだとは思いません。 それに加えて今シーズンは練習終わりにアイスバスに10分入る事を徹底したり、細かい部分の改革もチームとして出来ています。 7月は札幌とアウエーでの気温差が1番あるにも関わらず負け無しの4勝2分けで終われた事は自分達がやってきた事、取り組んで来た事が間違ってない事だとも言えます。 8月は過密スケジュールになりますが、そう言った札幌の利を活かして、一体感を持って戦っていきます!!!天王山〜順位の持つ意味〜
先日はセレッソとの直接対決がありました。もちろん全ての試合に同じ様な気持ちで望んでいますが、チームとして硬い試合となりました。それはお互いのチームに言えたと思います。『絶対に負けられない』の気持ちが強いあまりにセーフティなプレーの選択が増えた様に思えます。シーズン中の順位は我々に色々な影響を与えます。そして上位にい続けることで、この様な硬い試合を経験出来ることは若いチームにとって凄く重要な事で、これはリーグのカテゴリーは関係なく、上位のチームでしか味わえない経験です。 今年は色々なケースの試合を経験してきました。2点差を追いついたり、逆転したり、退場者を出しながら戦ったり…そんな中でまた一つ、結果的に見たら0:0だけどまた大きな経験を得る事が出来ました。 今年のチームは一体感をベースに、「準備」→「実行」→「後始末」のPDCAサイクルを共有し、得た経験を次の試合で活かす事が出来ています。そこに順位が持つ力が加わり、よりこのサイクルの質を高め成長曲線の角度を飛躍的に上げてくれています。 その過程で、皆んなが成功体験を共有し、また一体感が増すと言う本当に良い循環をここまでは生み出せています。 シーズンも折り返しになりこれから、良い時もあれば悪い時もありますが、皆んなが一体感を持ち、情熱を持って、やるべき事をしっかりやっていけば必ず目標は達成達成出来ます。 上位のチームとの戦いが続きますが、まずは次の岡山戦に向けて良い準備をしていきます!!!二十代最後のゴール
先日は松本相手に本当に悔しい悔しい敗戦をして迎えた昨日の長崎戦。 連戦で次への準備期間が短い中で、ここ2試合勝つ事が出来ていなく、不安を抱えての3連戦最後の長崎戦でした。 堅守を武器に5試合連続でウノゼロで勝った後は2試合で5失点と安定しない内容となってしまい、長崎戦でも先制されるという悪い流れに… ただ、ここ2試合では0-2になったものの、千葉や松本といったクオリティの高い相手にも焦ることなく自分達のサッカーをして2点追いつく事が出来ていたので、長崎戦でもみんなが慌てることなくプレーしたのは、この2試合から得たモノを力に変えれた結果だと思います。 その結果、堅守速攻から前半のうちに逆転する事が出来ました。 個人的にも同点に追いついたゴールは本当に練習の成果が出た満足のいくゴールで、これが20代最後のゴールになったのはなんだか努力をしてきた事へのご褒美のように思います^o^ もちろん先制されない事、前半の入りから相手を圧倒する事が理想ですしそれを目指しながらやっていますが、相手もいる事だし現実的に失点しまったらその後のプレーが大切になっていきます。 そういう意味では、その状況、その時間帯に何をやらなければならないかのベクトルがチームとしてだいぶ合ってきたように思います。 まだまだ沢山の修正点がありますがそれと同時に沢山の成長も感じながらチームとしてプレー出来ています。 目標を達成するために何をしなければならないのかを論理的に考え、心技体全てを成長させていきます!!! はぁ〜〜 次の試合から30才って書かれちゃうのか…笑成長の過程
先日は久々のホームでの試合となりました。 やはりホームの雰囲気は格別でしたし、後半退場者を出し足が止まりそうな時間帯で皆さんの声援で背中を押してもらい最後までハードワークすることができました。 ここまでの連勝の全てが内容の伴ったものではないですが、なんとか勝ち切りながらもここ3試合は内容でも相手を上回る事が出来て、自分達がやろうとしている事の体現性が上がってきたように思います。 ベースの部分では本当にチームとして一体感を持ちながら毎試合コンスタントに発揮出来ていることが今のチームの強みですが、まだまだクオリティの部分での波はあるのでそういったところをトレーニングから一人一人こだわりを持ってベクトルを合わせて向上していく事で更にチームは成長していくと思います。 初めて前線の3人でゴール出来た^o^ 個人的には今現在のチームの完成度はまだまだ6〜7割くらいだと思っていて、残りの余白の部分は一人一人のクオリティが上がることで、出来る戦術が増え、戦術の選択肢も増え、戦いながら勝つ確率の高いものを選べるからです。 このことは選手一人一人が理解をしているので、今の現状に満足する事なく、向上心をもちながら本当に良い雰囲気で毎日のトレーニングを取り組めています。 もちろん長いシーズン良い時もあれば悪い時もありますが、今のこの状態が「調子が良い」と言う、一過性のもので終わらすのでなく「成長の過程」と捉える事が出来る様に成長していきます!!!チャリティーフェスティバル
札幌ではようやくサクラが見どころになったりと、ちょっとずつ季節の移り変わりを感じる様になってきました。
そんな5月の入り方はチームとして非常に良く、金沢戦に勝利し久々の3連勝をもたらし、その結果首位になる事ができました。
シーズン当初から『一体感』を、テーマにチーム作りをしてきた積み重ねが、ポジティブな競争原理を働かせ、誰が出てもチームに貢献出来るチームになりつつあります。
もちろん、これで満足しているわけではなくまだまだ課題は沢山ありますが、ベースとしている部分の共通理解は僕がコンサに来てから一番浸透していると思いますし、このあいだ決勝ゴールを決めたジュリや他の助っ人達も自分達の役割を理解しチームの為に多くの汗を流してくれています。
そういった意味で本当に一体感を感じながら毎日仕事をする事が出来ていることに満足しています。
それと同時にクオリティやチームとしての成熟度はまだまだ沢山の成長の幅があるのでシーズンを進めるにつれてもっともっとたくさん良くなる事を確信しています。
今節はロアッソ熊本と試合が組まれていましたが震災の影響で延期になりました。
サッカー選手としては試合をする事が仕事なのでプレー出来ずに残念な気持ちもありましたが、プレー以外に今出来ることを熊本戦に変わって、チームとして『平成28年熊本地震チャリティーフェスティバル』を行いました。
1人の出来る事は限られていますが、沢山の人が集まれば大きな力になります。
そんな中で沢山の方がフェスティバルに足を運んでくれた事に感謝の気持ちでいっぱいです。
フェスティバルでは、オークションや募金活動を通じて沢山の支援を募る事ができました。
また、コンサドーレでは10年間熊本にある『火の国ハイツ』をキャンプで使わせてもらい、凄く熊本にはお世話になっているので、少しでお役に立てられる様に今後も継続的に活動をしていく予定ですので今後も宜しくお願いしますm(__)m
今日、改めて思った事は僕達はサッカーしか出来ないけど、そのサッカーを通じて本当に沢山の仲間に支えられているんだなと…
1人の人間が出来る事は限りがあるけど、沢山集まれば凄いパワーになる! そんな事を実感した素敵な1日でした。みんな本当に有難う!
熊本に思いがしっかりと届く様に、今日集められたチャリティーのお金は責任を持ってコンサドーレが届けます!!!