神の見えざる手に導かれて

今年でキャリア10年目になるわけども、アウエー愛媛戦ほどの逆転劇は振り返ってみてもそうそうあるものではない…

後半戦45分まで1対2

そこからロスタイムで2点とり3対2で逆転勝利!!!


よくスポーツは「筋書きの無いドラマだ!!!」とか言われるけど、愛媛戦の展開をドラマで放送したら逆によくありがちなハッピーエンドのパターンになり、ベタ過ぎで視聴者が脚本家の構成力に疑問を投げかけたくなる、そんな内容になりかねない…

でも実際に起こってしまうのがスポーツ。そして、現実に昨日はそれが起こった!

サッカーは他のスポーツに比べて点が入りにくい競技で、一点がそのまま勝利に値するといっても過言ではない試合も沢山ある。


そんな中で、ロスタイムの5分間に2点入る。この事実を状況説明を出来る人はいても、論理的に説得力を持った説明を出来る人が果たしてどれほどいるだろうか?!

もちろん、終盤のパワープレーでチームとしてプレーの選択がシンプルになり、より一人一人に求められるプレーの判断の選択肢が少なくなったことで、プレーの選択スピードとクオリティが上がった事がチームとしてゴールに向かうパワーUPへと繋がったことは間違いありません。

それはあくまでも戦術を変更した事からくるメリットであり、ゴールに向かう方法論を変えたに過ぎません。

戦術は試合を優位に運ぼうとする上でチームとしての約束事、ルールですが、足でボールを扱ったり、サッカーは一人一人の個人の判断に依存しやすいスポーツでもあるので、準備してきた戦術を100%出来たかといえば、そんな試合は一回としてないと思う…

だからこそ、昨日のラストの展開を論理的に説明するのは本当に難しい!

大会の規模は違えど、世界でも想像を超える逆転劇を観る機会があるけど、そのどれもが常軌を逸するもので、戦術や方法論だけでは説明がつかないものばかりなのだ。何か神の見えざる手の様なものが作用していると思えば話は早いのだが…

ただ、常軌を逸する逆転劇を論理的に説明出来ない様に、説明は出来ないけど、繋がってる因果応報は必ずあると思う。

ベースとなる方法論はあるにしてもそれを実行する為には勇気が必要で、昨日の試合に関して言えば皆の「絶対に勝つ」という、言わば信仰にも似た強い信念が体を動かし、逆転に繋がったと思っている!

ただそれだけでは櫛引のスーパーボレーは説明出来ない…(なぜならいつもシュート練習では1番下手くそだから。笑)

ただ精神は形では表せないけど確かに存在するもの…

そのパワーが個人を越えチームとして捉えられた時にとんでもない事が起きる…そんな偉大なチカラの存在を改めて実感した試合でした!!!

個人としては久々のゴール!!!


00260727-214336-78216254.jpg
J1昇格に向けて後半戦はガンガン点を量産していきますよ!!!

最後の最後まで応援宜しくお願いします。

なんか全体的に固い文になってしまったけど、この感覚をアウトプットせずにはいられなくなって急いで書きました。

誤解しないで欲しいのは、全ては気持のおかげ、気合さえ入れればなんとかなるではなく、心技体の技体(戦術やフィジカルなど)を磨いた上で、それらのポテンシャルを最大限に発揮させる為に必要なのが心って事を1番伝えたかったです。

そして、最後まで僕達の体を突き動かしてくれるガソリンは沢山のサポーターの応援にほかなりません!

いつも試合に勝ったり、ゴールするとサポーターの方から「有難うございます!」って、言われるんだけどあれってなんか凄く違和感あるんです…実は。

なぜならこっちの方が「いつも有難う」って思ってるから!!!

そんなこんなで連戦も皆のチカラが必要です!お互いコンサドーレが成長して行く為に行動していきましょう(^_^)