感情の再構築


先日は素敵な男子会があったわけなんですが、作家、小説家、元サッカー選手、サッカー選手と、こうもジャンルがバラバラだと一見全然まとまらなそうに見えて、あるところでは繋がってる。シンパシーを感じずにはいられないそんなディナーでした。

20140108-222400.jpg 左からジョンキムさん(@kim_passy)柴崎竜人さん(@ryuto_shibazaki)中西哲生さん(@tetsuo14)です。 そこで話題に上がったのが「感情の再構築」について。 例えば、 自分の気持ちを 「悲しい」 と、3文字で書いてしまえば終わりですが、小説ではその悲しみが、誰と出会って、どのように感じ、どう別れ… だから「悲しい」気持ちになった。 というように作者が抱いていた感情をより伝えるために「悲しい」気持ちをストーリーにのせて『感情の再構築』をしている。


柴崎竜人さんはそんな話の中で今作の『三軒茶屋星座館』 では、幼少時代のコンプレックスが作品の原動力。 もう若い頃の自分を助けることは絶対に出来ないけど、これを読んだ若い人たちが何かを感じとって変わってくれる手助けなら出来る。 そんな幼少時代のコンプレックスを『感情の再構築』で表現してこの作品が生まれたので、それを知った上で読むとまた深く作品を理解できそうですね! 僕以外の三人は本を出版していて、どれも素晴らしい本となっているので合わせてお読みくださーい!!!