真実を次の世代へ


先日妻と映画の『永遠のゼロ』を見に行きました。二人で映画を観に行くのは凄く久しぶりだったので、テンション高めでのポップコーン注文となったため冷静な判断を欠き大きめを注文したせいで終始ポップコーンを食べなければいけない展開となり、涙を流すための水分までポップコーンに持って行かれてしまうしまつ…笑 そんな事はどーでもいいー!


さてさて… 僕は小説の『永遠の0 』 も読んでいた組みなので、観に行く前に小説で読んだ感想などを見返していきました。 映画では小説同様に、 本当の命の価値 限られた命 死に向かってどう生きたか 残されたモノの気持ち 戦争とは? 人間とは? 愛とは? 男と女とは? 男らしさとは? 幸せとは? そんなコアな部分を突きつけられました。


戦争という僕らの世代は経験していないものを題材としている作品だったので、小説では自分の想像の範囲内での戦争のイメージしかすることができませんでしたが、 映像を通して見ることで、より戦争のコアな、そしてイメージしにくい部分まで受け取ることができて映画の素晴らしさを改めて実感する作品となりました。


この映画を通じで戦争が良い悪いというよりは、戦争とそれにまつわる人達の真実が描かれていていたように思います。 そして作中でも言われていた、この物語が特別なものではなく、戦争を生き抜いたそれぞれの人達に同じようにストーリーがあると… あの戦争を最前線で経験した方々も80歳を越えて行く中、これからは直接話を聞くことも難しくなっていくこのタイミングで真実を伝えた作品に出会えて嬉しく思うと同時に、真実をどのように次の世代にバトンタッチして行くのかを考えさせられる宿題も同時に投げかけられた気がします。


そういえばこのあいだ久々にひでさんに会いました… 20140120-205114.jpg

いつまでたっても変わらないひでさんに感心しつつ、アカデミーをまとめる大役を担っている責任感も感じましたよ!


そして、脈々と続く先輩後輩の間柄を感じずにはいられませんでした!