論理のブロックを創造

小さい頃クリスマスや誕生日のプレゼントは必ずと言っていいほど、レゴを頼んでいた。(サンタさんがちゃんと持ってきてくれたんだなぁー)


赤、青、白、黒…


沢山の色が付いているブロックを先ずはお手本通りに組み立てていく。


お城ができたり、塔が出来たり、警察署が出来たりと…


一つ一つ積み重ねていく中で出来上がって行く行程を楽しむ。そして完成したものを見てワクワクするといった思い出を今でも鮮明に覚えています。(よくやってた。ってか、最近でも衝動買いしている…笑)


ただ、一番の楽しみはその完成したものを崩して、また一から自由に組立てる遊びでした。


そこにはお手本には無い無限の広がりがあって、決してお手本ほどかっこいいものは出来ないけどそこには確かに自分が創造したものが出来て…って具合に!


そんなこんなで月日が経ちひょんな出会いからここ10日間で6回中西哲生さんにサッカーを教えてもらっているのですが、そこで得た感覚で何か似たような経験が過去にあったなと、遡った時にブロックで遊んでいた時の記憶が蘇ってきたのが冒頭の話。


僕たち選手は成長していく過程の中で得た成功体験を体現化して、確率の高かったものが残り他は淘汰されていく。


いわば消去法のような形で残ってきたプレー(確率の高く、武器と言われるもの)をスキルとして持ってきただけで、そこには絶対的な論理は存在しません。


でも実はトラップも蹴り方もドリブルの仕方も一つ一つ正解があるです、あるんです!!

中西哲生さんにはそのための動作や知識を論理的に教えてもらっています。


その論理は中西さんが現役時代も含め今日まで積み上げてきたもので、古今東西の選手のプレーから全く違う分野のものなど、サッカーの向上に役立つことなら、女、タバコ、ギャンブル、ドラック以外の全てからヒントを得て今に至っているものなんです!!!(あっ、女は…笑)


細かくゆうと呼吸一つとっても、ジョギングやサイドステップ、ストレッチまでやり方があります。


そんな具合で一つ一つ色の違う論理のブロックを中西さんに与えてもらいそれを自分が創造していく。

そんな経験をさせてもらっています。


今までなんとなく出来ていたプレーも細かく分解し再び、もらったブロックの論理を組み合わせる事でより一つ一つのプレーが体現性を増し(10回中3回しか出来なかったプレーが10回中8回出来るようになる)結果として成果につながる。


そう言った感じで色々なブロックを使って無限大の自分を創造して行くことが出来るんです、そう、出来るんです!!!


あぁ〜早く実戦で試したい…


そんなトレーニングをなでしこジャパンでもお馴染みの大儀見優季さんや小学生、幼稚園生とやったんですが、


パワーが無い分、体の使い方でボール蹴っていたり、ドリブルなども緩急やタイミングで抜いていたりなど、普段はあまり気づきにくい発見も多く、プレーの中から色々と教えてもらいましたよ。


小さい子を見ればやるほど、理から離れていないなとつくづく感じましたよ!

全てが学びだね。

そんなトレーニングの後は内蔵にも嬉しい新鮮なお寿司を食べに行きました。


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シリアスな感じでって、リクエストがあったので要望に応えたところ若干一人で浮いていますが…


気を取り直してもう一枚。


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はーい、みんな仲良い感じで撮れましたー!!!

そんな感じで、論理というブロックを創造し無限大の自分を創造していく三人でしたー^ ^