お婆ちゃま

自分が歳を積み重ねて行くということは紛れもなく死に少しずつ迫ってるって事は頭で分かっているんですが日常の中で実感する機会はあんまりありませんよね。


ただ身近な人の死と向き合った時に改めてその真理の中で僕達は命の循環をしていることに気がつきます。

なぜこんな事を書いたかと言うと、先週妻のお婆ちゃまが86歳で亡くなられたからです。僕は生まれた時から自分のお婆ちゃんがいなく自分にとっては初めてのお婆ちゃまだったので不思議な感じと同時に本当に沢山甘えさせてもらいました。(たぶん僕はお婆ちゃまっこ…)

そんなお婆ちゃまを中心に沢山の親族がいつも家に集まりそこには愛が溢れ、本当に素晴らしい場所であり存在でした。

そんな太陽の様な方を失って本当に淋しい気持ちでいっぱいですが振り返ってみると本当に沢山の素敵な思い出も作ってもらいました。

昔の話を聞かせてもらったり、温泉に連れて行ってもらったり、麻雀を教えてもらったり、意地悪を言われたり、試合観戦してくれたり…

孫の婿にもかかわらず分け隔てなく愛情を持って接してくださったことに感謝しております。

最後は沢山の親族に見送られてた中で安らかに逝ったお婆ちゃまは本当に幸せな人生だったのではないかなと思います。

これからは残された人達が新しい世代に何を伝えられるか…
その答えは正直まだまだ分かりません

ただ昨年の父が亡くなった時も思った事なのですが、残された人達は精一杯生きていく中で少しずつその答えを紡いでいくことしか出来ない…


最後に唯一3人だけで撮ったハワイでの思い出の写真です。

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86年間本当にお疲れ様でした、そして有難うございました!!!